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勝ちだけを評価することで形成される心理
「勝ちだけを評価することで形成される心理」

 まずは、勝利する術を覚えさせ、勝つ喜びからスポーツへの興味を持たせるべきと主張する人は、次のようにも言います。人生も闘いだ。子どもにはスポーツを通じて、人生の競争を勝ち抜く強さを教えたい。

 自分自身がアスリートとして、それなりの競技成績を残した経験のある親御さんの中には、我が子に対しても同様の試練を経験させることが大事と考える人がいます。そういう方は、子どもを応援していても、言葉や態度から勝負にこだわっているのがわかります。子どもにかける声も、励ましよりも叱咤の方が多いようです。
 また、勝ちを要求する親御さんの中には、「どうせやらせるならば、強いチームで」と考える人もいます。地元の友達たちとプレーさせずに、遠方の常勝チームに所属させるために、送迎どころか転居までしてしまいます。そうして常に「勝ち馬」に乗せることばかりを考えます。
 しかし、幼い頃から常勝チームで活躍することが常であっても、それが永久に保障される訳ではありません。いつかは勝てない相手と出会うことになり、挫折と対面したときに、勝ち続けてきた子ども、活躍してきた子どもほど、挫折を乗り越えにくいそうです。
 小学生時代は、将来有望と騒がれたのに、中学生で部活を途中で辞めて帰宅部になった子ども。高校生になったら、バイクを乗り回してアルバイトに精を出す子どもなど身近にいませんか?

 エイムスという学者が、小学5年生を二人一組にして課題を解かせたところ、最初に課題の取り組みが二人の競争であると告げた場合、互いの成績を知った後、相手が好成績ならば非常に高く評価し、そうでない場合は、厳しく評価する傾向がありました。
 その一方、課題が競争でないと告げた場合は、ペアの相手が課題を解決する過程、取り組む姿勢などを加味した評価をするようになり、好成績とそうでない場合の差を小さく見積もる傾向がありました。
 この研究は、勝負を意識すると結果第一主義となり、数値の優劣でしか相手を見れなくなり、勝負を意識しなければ、数値上の優劣以外の要素も考慮できる余裕が生まれることを示しています。

 勝ち負けしか考えられない生活をすることで、子どもたちが「なぜ、スポーツをするのか」という命題に触れずに育つおそれがあり、それはスポーツを通して豊かな人間の精神文化を育むことを阻害しかねないことです。


(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2014-11-21 05:21 | 指導者関係
星澤純一語録
「星澤純一語録」

修正してこそ反省といえる。

目標のレベルが努力のレベル。

夢には苦痛を和らげる働きがある。

我が道を行くのはいいが、周りに迷惑をかけてはいけない。

努力しなくてもオンリーワンになれるが、ナンバーワンにはなれない。

修正しようとする意志のない人にアドバイスはムダである。

情報化社会では「七転び八起き」は、転びすぎ。

休まないウサギもいる。さぼるカメも増えている。(童謡:ウサギとカメから)

トップに必要なのは、人をまとめる力。
組織を敵に回す人は、リーダーの資格なし。

一人ではできないものがあるが、一人足りなくてできないこともある。
(この世に必要のない人はいない。バスケットボールも4人でできない。5人でするもの。)

失敗からも学ぶことがあるが、発表する人は少ない。探せ。

初心も忘れたら初心にならない。

すぐに効果が得られないことにチャレンジしている人は少ない。

崇拝しすぎるとその人を越えられない。

一流になりたければ一流を探し、近づき真似ることだ。

完成とは終わりを意味する。人間的に完成を急ぐな。

運は作るもの。


星澤純一:プロバスケットボールチームヘッドコーチ
(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2014-11-18 21:48 | 他チーム指導者の言葉
どちらから食べる?
「どちらから食べる?」

 いつも食べている料理(例えば寿司)ですが、あなたは好きな(美味しい)ものから食べますか?それとも好きなものは最後に食べますか?
 好きな(美味しい)ものから食べる人は、料理の中の一番美味しいものを食べると、次に食べるものは、残ったものの中で一番目に美味しいものと常に美味しいものを食べれることになります。
 反対に、一番美味しいものを最後に食べる人は、美味しさが劣るものから順番に食べ続けることになります。
 さて、あなたはどちらのタイプですか?


(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2014-11-15 08:03 | ishii morioの独り言
すみませんが言えない人間
「すみませんが言えない人間」

 今時は、言うべきことさえ言おうとしない人間が珍しくありません。
 例えば、人の足を踏んづけておきながら、すみませんのひと言も言わない。あるいは急に我が子が飛び出して、ぶつかって転んだのに、そこにいる方が悪いと言わんばかりに睨みつける母親。子どもの手を離した自分が悪いなんて気持ちはみじんもありません。
 そのような人間を無口とか口重として考えるのは間違えかもしれません。彼らは謝り方を知らない訳ではなく、初めから謝ろうという気持ちがないのでしょう。

 そのような人間が社会に出たらどうなるでしょう。
 仕事上のうっかりミス、つまりポカは誰しも起こり得ることですが、その時にどのような態度をとるかによって、だいたいの人間像がわかります。
 「すみません、私のミスでした」、これが素直に言える人間なら、たいてい次はいい仕事をするでしょう。
 最もダメなのは、すみませんどころか言い訳ばかりを繰り返し、そのうちに他人のせいにしようとします。ひどいのになると、仕事を指示した上司に突っかかったりして、最後は貝のように口を閉ざします。

 だいたい、自分の仕事はいい出来と考えること自体が間違えで、自分の実力を過信するタイプはミスそのものを気づかないばかりか、力の伸び方も鈍い傾向が見受けられます。


内海 実著 「きちんと生きてる人がやっぱり強い!」より抜粋
(ishii morio)


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by kamonomiyamini | 2014-11-14 17:50 | ishii morioの独り言
ケガをしやすい子
「ケガをしやすい子」

 いつもケガをしているのは、決まって“あの子”…そういうことってありませんか?ケガが多いのは運動神経が悪いのではなく、ボディセンスが低いからです。
 
 人にぶつかったり、滑ったり、つまずいたりしたときに、十分な反応や対応ができないと打撲や捻挫、挫傷、ひどい場合は骨折や脱臼などのケガをしてしまいます。
 そういうケガを防ぐためには、ボディセンスを高めること、つまり運動能力と感性を高めることが必要です。

運動能力を高める要素
1 すばしっこさ
 脳からの命令がなるべく速く筋肉に伝わって、正しい運動が起こる状態
2 柔らかさ(柔軟性)
 関節が動く範囲が柔らかさの指標で、これが低いと運動をスムーズにできません
3 バランス能力
 地面と接している足でからだを支えていますが、足元はそれほど大きくないため、実際にはからだ全体の機能を使って立っています。
 バランス能力を養うことは、日常生活で円滑な運動を行うだけでなく、外部からの物理的な刺激に対しても的確に対応して、姿勢を維持することができます。

 ケガをしやすい子どもは、自分の身体的能力に対する自覚や自分のからだから送られてくるサインに気がつけない子どもが多いようです。
 幼い頃から積極的に外遊びによってからだを動かすことで、転倒や衝突などの際に瞬時に反応できる身のこなし方が身につき、小さなケガで済んだりします。
 子どもは、たくさん動いて、小さなケガを通して、大きなケガを予防することを覚えていくのです。


(ishii morio)
 

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by kamonomiyamini | 2014-11-13 06:20 | 選手、気持ち
勝利至上主義の指導者の弊害
「勝利至上主義の指導者の弊害」(陥りやすい傾向)

1 子どもたちが、運動やスポーツに対して失望してしまう。
2 子どもたちが、自信を失ってしまう。
3 子どもたちの創意工夫する努力や問題解決する気力を萎えさせてしまう。
4 子どもたちの無気力な行動様式を育ててしまう。
5 疲労骨折などのスポーツ障害を発生させてしまう。
6 横柄な態度、敗者や恵まれない者を蔑む性格などの歪んだ人間性を形成してしまう。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2014-11-13 05:36 | 指導者関係
親の顔を見てみたい
「親の顔を見てみたい」

 「親の顔を見てみたい」とは、親子関係を示す表現として古来より言われている言葉です。
 良しにつけ悪しきにつけ、子どもの行いとは親の教育の表れということを示しています。子どもたちが何を考え、感じ、どのように行動するかについて、最も大きな影響を与えるのは、最も身近にいる親です。

 教育、しつけとして面と向かって言い聞かせることはもちろんですが、それだけではなく、日頃、親が何気なくとっている行動、何気なく言っている言葉の中にも、その親の持つ価値観、哲学や倫理などが表れます。それを間近で見聞きしている子どもは、自然と親と同じ価値観、哲学や倫理で行動するようになるはずです。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2014-11-06 06:07 | 保護者の皆様へ
子育て自信喪失の親
「子育て自信喪失の親」
 
 子どもがバスケットボールを辞めたいと言っているなどの相談があった場合に、「このことについて、親としてはどうしたいのですか?」と親の考えを聞くと、「親としては子どもに任せているので、この子次第です」と答える方がいます。もちろん迷って決められないから相談することは理解できますが、我が子が何かの岐路に立っている時に、親としての考えや価値観を示し、自分の言葉として話すことを放棄するような姿は見たくないものです。

 考え方の方向性を示すことなく、「自分で決めろ」と言われても、小中学生が判断できる範囲など限られています。もちろん、子どもの意志は尊重すべきですが、それにプラスして、人生経験の豊富な大人からのアドバイスをするのが親の役目です。

 子どもは、そのような過程を通して、親から人としての考え方、身の振り方を学ぶのです。しかし、それを放棄して「この子次第」と理解ある親のようなつもりになって突き放すのは、親自身に確固たる価値観がなく、どのように子どもに接していいか迷っているのではないでしょうか?


(ishii morio)
 

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by kamonomiyamini | 2014-11-06 05:35 | 保護者の皆様へ
「ダメ」では同じ過ちを繰り返す
「ダメ」では同じ過ちを繰り返す

 日ごろの生活では何かとストレスが溜まるものですが、そのはけ口を子どもに向けるのだけは絶対に避けるべきです。物心ついた子どもは、ちゃんと親の心理を読み取ろうとしているものです。
 それだけに、叱り方にも細心の注意が必要です。叱り方はその人の性格が出るケースが多く、いつもの悪い口癖が出てしまうことも多い。

「何やっているの、ダメじゃないの」
「なんで親の言うことが聞けないの」
「いったい何度言ったらわかるの」
「お前って本当にバカなんだから」

 こういう叱り方は百害あって一利なしです。

 「ダメ」と言われても、子どもはなぜダメなのか、どうすればいいのかがわかりません。その説明を聞いて、それを理解するまでは、同じような過ちをおかすのは当然です。せっかく授かった待望の子がスクスク育たないのは、たいてい親の方が悪いことが多いのです。

 頭ごなしに、子どもを叱ることは、子どもの人格そのものまで否定しかねません。自我が出始める大事な時期に、有無を言わせない暴力的な言い方は、必ずその子の心に大きな傷を残すでしょう。

 家庭の中でなら許されることでも外ではやってはいけないこと。男の子ならかまわなくても女の子ではなぜいけないのかなどの判断力を身につけさせもせずに、ただやみくもにダメだ、バカだと叱る親の方がどうかしています。


内海 実著 「きちんと生きている人がやっぱり強い!」より抜粋
(ishii morio)


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by kamonomiyamini | 2014-11-03 21:05 | 保護者の皆様へ
ありがとう
「ありがとう」

 NHKが視聴者に「日ごろ使う日本語で一番印象のいい言葉は何か」とアンケート調査したところ、ダントツで一番は「ありがとう」でした。
 「ありがとう」のいいところは、相手の心遣いに対する感謝が込められていること。そして相手を立てる気持ちがこもっていることにあります。
 人間関係がうまくいっている人は、言葉の端々に感謝や思いやりの気持ちがにじんでいて、それがお互いの潤滑油となるのです。気持ちのこもった「ありがとう」の一言は、人間関係を良好にするものです。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2014-11-03 19:20 | ishii morioの独り言
   

指導者がいろいろなコメントや聞いたことを書き込んでいるページです。
by kamonomiyamini
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