カテゴリ:指導者関係( 249 )
選択肢を奪う指示
「選択肢を奪う指示」

 プレー中の選手に対してベンチや応援席からプレーを限定する声かけをしてしまうことがよくあります。
 「シュート!」「パスしろ!」などで、ひどいことにベンチの指導者と応援席の保護者が違った声かけをすることもあります。

 コートサイドからいろいろ言われると子どもは非常に迷います。大きな声で「シュート!」と言われれば、反射的に打ってしまうでしょう。それは選手の育成の妨げになります。本来ならば、選手自身が判断すべきこと。時にはコーチからの作戦を指示されているかもしれません。

 特に指導者の声かけでは、「シュート!」や「なぜ、シュートしない!」があります。次の同じような場面でシュートすると「なぜ、パスしない!」に変わったりと正反対のことを言ったりします。
 たとえ指導者であっても、基本的にはプレーの選択は選手の判断を尊重し、決めつけたプレーをさせるような指示は慎むべきでしょう。間違ったら、「実は、こっちの選択もあったよ」などと、子ども自身が気づいて直すように導く姿勢で見てあげたいものです。

 逆に厳しく言うべきこととしては、乱暴なプレーや態度、怠けていたり、逃げたり、さぼったりなど、ミニバスケットボールが成り立たない言動をした時です。

 指導者も保護者も「頑張れ!」「あきらめるな!」など純粋に応援する声かけをすべきで、見守る姿勢での観戦をしたいものです。


(ishii morio)



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by kamonomiyamini | 2016-11-14 22:06 | 指導者関係
「するな」と「しろ」
「するな」と「しろ」

 日本は「なぜ、ミスするんだ」とか「ミスするな」という、ミスを許さない指導者が多いそうです。かく言う自分も、いけないとは思いつつも、その顔を見せてしまうことがあります。

 バスケットボールは、ミスが起こるスポーツです。シュートが外れるのもミスのひとつです。
 子どもたちはミスすることで、いろいろなことを学び、ミスしながら対応策などを身につけていくのに、それをさせないんです。

 「余計なことをするな」「俺の言ったとおりにしろ」など、指導者の言いなりになる選手がいい選手として扱われている傾向があります。

 子どもたちは失敗をするものです。我々指導者も少年時代に数多くの失敗を繰り返して大人になったと思います。
 試合中、ミスを許さない指導で感情が高ぶると、子どもたちを罵倒して、人間性や人格、存在までをも否定するような言動になってしまう方を見受けられます。それでは、本来楽しいはずのバスケットが苦しく、いやなスポーツになってしまいます。

 子どもたちが何回も失敗することを許し、自分で考え、工夫して、身につけることで、才能あふれる優秀な選手が育つと思います。

 選手は、指導者のロボットではありません。ましてや、子どもは思いどおりにいかないものです。
 自分への戒めも含めたメッセージです。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2016-11-02 21:40 | 指導者関係
子どものタイプ
「子どものタイプ」

 子どもを大きく分類すると次のような4タイプに分けられます。

1 おとなしいけど、芯が強い子
2 おとなしくて、ネガティブな子
3 元気で、打たれ強く、ポジティブな子
4 元気だけれども、何かあるとネガティブになってしまう子

 1と2は、「おとなしい」ことで、すぐにタイプがわかるので、かける言葉に気をつけるなど対応できます。

 3は、特に問題はないでしょう。あるとすれば、元気過ぎて羽目を外すことですか。

 特に注意が必要なのが4のタイプで、わからずに失敗したことも多く、最近はけっこういるように感じます。
 見た目は元気なので、多少きついことを言っても大丈夫だろうと思っていると、ちょっとした言葉でも落ち込んだり、ふて腐れたりします。
 きっと、ストレスをため込みやすい性格でしょうから、まめな声かけなどのフォローが必要です。


(ishii morio)


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by kamonomiyamini | 2016-10-31 12:18 | 指導者関係
下手くそ
「下手くそ」

 我がチームに「下手くそな子」はいません!
 上手くできるまで、時間がかかる子はいます。でも、必ずできます。
 考えてみてください。バスケットを始めたと言っても、たかが何年、その中で早くできる子と、すぐにはできない子がいても不思議はないでしょう。
 それだけのことで、「上手い」「下手」と区別する方がどうかしています。
 そういう偏見が、「あきらめ」させる要因にもなるのではないですか?

 みんな、自転車に乗れるでしょ?
 でも、始めは倒れてばかりだったんじゃない?
 すぐに乗れた子もいれば、何日もかかった子もいるでしょ?
 でも、最後は乗れたでしょ!

 どうして乗れたと思う?
 それは「乗りたい」から。
 乗れるまであきらめなかったから。

 バスケットも同じ!「上手くなりたい」「シュートをたくさん入れたい」
 自転車があきらめずに乗れたなら、バスケットだってできるはず!

 早くできないのは「コツ」がわからないからです。
 だから、早くできた子がコツを教えてあげなさい。仲間なんだから。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2016-10-28 17:50 | 指導者関係
トイレ
「トイレ」

 以前、練習中に「トイレに行ってきていいですか?」と聞いてくる子が何人もいました。
 その時の自分の答えは「ダメ」です。
 すると子どもは困った顔をします。「えー、漏れちゃうよ」
 そこで、「行っていいかどうか、監督に決めてほしいんでしょ。だったらダメ」

 大したことないようですが、トイレに行くかどうかの判断を指導者に委ねる。どんなことでも大人に確認しないと動くことができない子どもが増えている気がします。

 「じゃあ、何て言えばいいと思う?」
 「トイレに行ってきます」
 「それでいいんじゃない。どうぞ」
 これで十分でしょう。

 「そろそろユニフォーム着て」「ボールを運んで」「あとちょっとで、アップの時間だよ」「飲み物、忘れていない?」etc.言っていると、
 「そろそろユニフォーム着ていい?」「ボールを運んでいい?」「アップしていい?」「飲み物、持っていっていい?」何をするにも役員や当番のお母さんにお伺い、かく言う、自分も待てずに、つい「早く〇〇しろ」などと言ってしまうことに反省。

 普段から、大人が先回りして、世話を焼いていると自分で決められない子どもになってしまいます。
 自分で判断して、自分で動ける子どもに育てないと、その子は将来苦労しますよ。


(ishii morio)


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by kamonomiyamini | 2016-10-27 23:53 | 指導者関係
喧嘩片成敗
「喧嘩片成敗」

 世の中、不思議なもので、仕掛けられたのに、やり返したところを見つけられて、こっぴどく怒られる人っていますよね。

 子どもの兄弟喧嘩やチームの練習中での悪ふざけなど、いつもやられていて、我慢の限界に達した場合などもあるでしょう。
 ですから、見たままで判断せずに、まずは「どうして?」と尋ねることが大切です。事実であれば、それから叱っても遅くはありません。

 「やり得」「やられ損」はなくさないと、そこにできる不公平感が後に大きな問題となることもあります。

 往々にして、そういう場合に叱られる子というのは、普段から悪ふざけが多く、決めつけられる傾向があります。「自分で蒔いた種」と言われればそれまでですが、固定観念で判断せずに、いつでも「どうして?」の声かけを心がけるに越したことはないでしょう。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2016-10-24 10:24 | 指導者関係
団子バスケット
「団子バスケット」

 始めたばかりの低学年は、ゲームをすると必ずと言っていいほど、団子バスケットになります。
 「広がれ」と言ったところで聞く耳を持ちません。

 当たり前ですよね?シュートするためにボールがほしいし、広がることで自分にどんな良いことが起こるかもわかっていません。

 しまった!どのくらい広がるのか、具体的なことも教えていなかった!

 サッカーでは、日本のジュニア指導では「団子サッカーを経験させるべき」と言われているようです。

 団子バスケットをそのままやらせて、見ていると、団子の中でもボールを奪われない子。そのうちに団子から抜け出す子が徐々に増えていきます。必死に抜け出そうとしているんです。多少歩いたって、いいじゃないですか。(不真面目だと怒る人、いるでしょうね)
 抜け出したら、ノーマークのドリブルシュートは練習しているので、難なくシュートできます。

 団子バスケットを経験しているうちに慣れてきて、慣れてくると余裕ができます。そうすると抜け道を見つけて、抜け出せるようになり、だんだん視野も広がっていきます。
 このあたりまでできた時に、始めてパスの必要性を教える方がいいのではと思います。

 「自分がシュートする気持ちは大切だよ。だけど、たくさん点を入れたかったら、一番シュートできる所にいる人にパスしないとうまくいかないよ」

 「それには、団子から抜け出していくレシーバーもいないとね。シュートを打ちたかったら、ゴールのそばに行って、ボールをもらうのが一番いいじゃん。それができたら、たくさん点が入るよ」

 「パスより速いドリブルなんて、できる人はいないよ」

 それぞれの子が、ボールを持つ機会やシュートするチャンスを増やし、団子バスケットを解消するには、低学年のゲームは3対3までで十分ですね。

 この後は、これからのお楽しみ。


(ishii morio)

  

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by kamonomiyamini | 2016-10-20 23:23 | 指導者関係
勝ち負けに執着する大人
「勝ち負けに執着する大人」

 スポーツには勝ち負けがつきもの。

 負けていると、「頑張らないから、負けているんだ!」と子どもたちを叱咤する指導者。
 子どもたちが意気消沈して、うつむくと今度は「おまえたち、悔しくないのか!」「やる気、あるのか!」と追い打ちをかける。(やる気なかったら、来ないですよね)
 それでも、子どもたちが頑張って、シュートを入れると「2点くらいで喜んでいるんじゃない!」

 一方、保護者も負けたことだけをとらえて、「あれは勝てた試合だった」「うちの指導者は指導力がない」「作戦がない」「あそこで、あの子を出したのは失敗」などと、コート外からも批判が噴出。

 そんな親の会話を耳にした子どもも「あいつがノーマークシュートを外したせいで負けた」と言い出す始末。

 これでは、チーム崩壊。誰のためのスポーツだか、わからなくなってしまう。

 「負けているのは楽しくはないだろうけど、“やーめた”と言って、試合を途中でやめて帰る?」
 「相手チームは試合ができなくなって困るぞ。負けていて、気にくわないから“やーめた”というのはフェアじゃないだろ」
 だから、「何点入れられようとも、点を取りに行くぞ!」

 批判する大人には、「負けたのがどうかしました?子どもたちのバスケ人生は始まったばかりで、まだまだ先は長いんですよ」
 「少年のスポーツで勝ち負けは大して重要ではないです。負けて、その子の人生が終わりますか?」
 それよりも「あの子は、どんな選手になるんだろう?」とワクワク感で見守る方が、みんなが楽しくなるでしょう。

 勝つために努力する。これって当たり前のこと。
 しかし、相手も努力している。相手の努力が上まれば、当然のごとく負けることだってあるのです。
 その時は、相手の努力を褒め称え、自分たちがもっと努力することを教わったと思って頑張る!
 勝った相手を妬んだり、羨ましがっていても進化はないのです。

 少年スポーツで一番大切なのは、努力すること。人を敬う心を育てること。
 結果だけで決めつけないこと!


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2016-10-20 22:07 | 指導者関係
指導者に必要な五要素
「指導者に必要な五要素」

信じる

任せる

許す

待つ

感謝する


(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2016-09-28 12:33 | 指導者関係
試合に向けた指導者の心構え
「試合に向けた指導者の心構え」

1 選手に「信頼」する姿勢を示して、モチベーションを上げる。
  信頼関係がなくなると、すべてが悪循環になる。

2 試合前の話をいろいろ工夫して、前向きな雰囲気をつくる。
  変化をつけた言い方で、選手の注意を引きつける。

3 試合中の指導者の笑顔は、選手に大きな影響を与えることを忘れない。
  練習時の「厳しい顔」と試合中の「笑顔」

4 「伝える」から「伝わる」のコミュニケーションにする。
  「must」でなく「want」
  選手の「思い」を認め、「具体的な指示」と「期待」を織り交ぜ、送り出す。

5 どんな状況でも試合中は「勝てる」ふりを通す。
  指導者の不安は、間違いなく選手に伝わってしまう。

6 勝った後よりも、負けた後のミーティングに気をつかう。
  試合の勝敗でなく、内容に目を向ける。

7 普段から「出場機会」の少ない選手の「心のケア」に気を配る。
  選ぶ基準を明確にする。


(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2016-09-28 04:33 | 指導者関係
   

指導者がいろいろなコメントや聞いたことを書き込んでいるページです。
by kamonomiyamini
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