> 以前の記事
2016年 11月
2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 05月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 > フォロー中のブログ
> メモ帳
|
>
セルフコントロール vol.1
「セルフコントロール」 vol.1
君がチームで何かを成し遂げようとするときには、多くの障害が行く手に待ち受けています。それは仲間との協力がうまくいかないことかもしれないし、君自身が十分に力を発揮できないことかもしれません。あるいはチームとしてなかなか成果が出ないことに対する不安なのかもしれません。 いずれにしろ、この難しい道のりを君は進んで行かなければならないのです。 これら多くの障害を乗り越えるために必要なのはなんでしょうか? それは自分の感情をコントロールすることです。自分の望みが叶わないとき、現実が理想にそぐわないとき、君は試練にさらされます。 この理想どおりにいかない現実にうまく折り合って、状況を実際に変えていくには、いったいどのような心構えが必要なのでしょうか。 ここでは自分の激しい感情を制御し、怒りを抑え、他人を許し、受け入れがたい現状を受け入れていく心の持ち方について記します。 1 セルフコントロールとは何? 大リーグ、MLBのイチロー選手は、「自分の可能性が広がったと思うか」と質問された時に、「器が広がったとは感じていない。器の中でどれくらい力を発揮できるか、それが変わったと思う」と返答しました。これは多くの人にとって非常に大きな学びを与えてくれる言葉です。 君が勉強をし、知識を身につけ、身体を鍛え、自分の器を広げていったとしても、「自分の器を最大限に生かせるかどうかは別の問題」です。 たとえば極度に緊張してしまうのなら、どれだけ運動能力があっても、どれだけ頭が良くても、試合や試験で最高の結果を望むことはできないでしょう。 これと同じように、君がいくら自分の能力を高める努力をしたとしても、それを実際にチーム活動の中で活かしていけるかは別問題です。 君は仲間と上手く協力したり、不安を消化して気持ちを強く持ったり、現実をまっすぐに見つめて為すべきことに集中する必要があり、それを成し遂げてくれる能力を「セルフコントロール」の力といいます。 いくら練習をしたり、問題集を解きまくっても、セルフコントロールの下手な人は、結果をなかなか手にできません。 何かを達成しようとすれば、必ずうまくいかないことが起こります。 君たちが壁にぶつかった時に感じるのは「不快感」です。理想と違う現実を前にして、悲しみ、無力感、そして怒りが胸の底から湧き上がります。これらの感情が君たちに大きな影響をもたらし、邪魔をするでしょう。 しかし、肝心なことは挑戦とは壁に立ち向かうことなのですから、これらの感情は予測されてしかるべきだということです。 2 不快感は祈りではなく、予測によって消せる 熟練のスポーツ選手は大舞台にあっても冷静です。そして多少のアクシデントにはビクともしません。 何故でしょうか? 彼らは経験上、大舞台でどういうことが起こりえて、自分がどういった心理状態に置かれる可能性があるかを知っているのです。 君が道を歩いていて、見知らぬ人にいきなり殴られたとしたら、身体的・精神的ダメージは計り知れません。ですがあらかじめそれを知っていたらどうでしょうか。君は歯を食いしばり、拳の痛みが襲うタイミングを測ってそれを受け入れる。動揺は比較的少なく、落ち着いてその後の状況に対処することができるはずです。 君が何かに挑戦するときには、まさにこのような態度が必要です。 明日に大事な試験があるとき、多くの人は何事もないように祈ります。無事に試験が終えられるように願います。 しかし、本当によい結果を残したいのならば、何が起こってしまうかを事前に予測して、準備と心構えをしておくべきです。 プロスポーツ選手たちは、勝負の場で起こるあらゆることを予測して、対応しようと務めています。彼らは祈りません。勝負の場面で自分を救ってくれるのは祈りではなく、状況に対する自分の行動だと知っているからです。 例えば、試合でピンチになります。相手チームに激しく追い上げられ、打開策がないように見えて、ただやられるのを待つばかりになります。君は動揺します。掴みかけた勝利がこぼれ落ちてしまうと焦ります。 しかし、それは勝負の場では起こりえる事態なはずです。そんなことが起こる可能性があることは、君にはわかっていた。ならばそうした時にどうするべきなのかも、予測できていたはずです。 つまり、自分の感情を制御して、為すべき行動を自分にさせるのは未来の予測と入念な準備に他なりません。予測と準備こそがセルフコントロールの基礎だといえます。 君が本当に良い結果を手にしたいのなら、祈るのではなく、考えるのです。これから行く道に何が起こり、そんなときにはどう行動すればよいのかを。 NO LOVE, NO TEAMより (ishii morio)
by kamonomiyamini
| 2013-07-20 04:43
| 選手、気持ち
|
> 最新のトラックバック
> ライフログ
> 検索
> タグ
> ブログパーツ
> 最新の記事
> 外部リンク
> ファン
> 画像一覧
|
ファン申請 |
||