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言葉で教える vol.3
「言葉で教える」 vol.3
5 何を怒るのか 指導者は子供達との信頼関係や師弟関係を損なわないような声がけのやり方を模索せねばなりません。ミスをした・上手くいかないから怒る、試合に負けて怒る、試合自体には勝っても途中の局面的なことで怒るといった場合に、気にいらないプレイや試合に負けたこと自体をなじっているだけでは、その言葉の中に選手達が次に生きるアドバイスを見出すことは難しいでしょう。 ましてや、怒鳴り散らして非難する、体罰を課するといった行動の中には、アドバイス性は皆無です。 ミスが生じた状況や上手くいかないメカニズムを指導者が理解していれば、練習ないし試合の中で修正できるように具体的にアドバイスしていくことが可能なはずです。スキル不足は指導者の至らなさを反映しているということに尽きます。 また、試合に勝つのは選手のおかげ、負けるのは指導者の責任という鉄則に鑑みれば、勝った試合の中には選手達の課題を見つけ、負けた試合の中には指導者自身の課題を見つけるべきでしょう。 私が子供達を叱る・怒るのは、意図・意思・勇気があれば出来たはずのことをやらなかった時です。例えば、ルーズボールとリバウンドへの参加を怠った時には相当叱りますし、ディフェンスのハリーバックや速攻といったトランジション時のダッシュをサボったとき、ディフェンスのカバー・ローテーションやオフェンス時のセイフティを忘れた時(気付いていたのに動かなかった時)も同様です。 これらに関しては、子供達の中に習慣化されてチームカラーとして定着するまで言い続ける覚悟が必要です。 また、普段から注意している悪い癖が再現してしまったら、そのことを認識させるために指摘することも多いです。 一年中同じことを注意される子だって出てきますが、コーチとして選手の成長をあきらめたら負けだと思っています。見捨てたりしない代わりに、良い方向に進むまで、永遠に正し続ける一方で、少しでも改善したら手放しで褒めることの繰り返しです。どちらが根負けするか? 私の方ではないですね。 トップダウンで言うことを聞かせるのではなく、選手の自主性=自ら考える力(状況判断→プレイの選択→実行に向けた決断)を伸ばすことの大切さ。 「どんな強制力よりも共感(動機づけ・意思・志・信念)が勝る」、指導者として肝に命じておきたい言葉です。 ジュニア期のバスケットボール指導より抜粋 (ishii morio)
by kamonomiyamini
| 2013-06-21 04:51
| 指導者関係
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