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「有言実行」

 高学年になってくると、子どもたちが指導者や保護者に対して、すねたり、ふてくされたりすることがありませんか?
 それは、「自我」が芽生えてきている証拠で、こういう時は「有言実行」を教える絶好の機会です。
 子どもには、自分が言ったこと、態度に出したことなどは、責任を持ってやらせましょう。
 子どもの態度に激高したり、怒鳴ったりして、子どもの成長を潰してはいけません。
 「指導者の考え」が「常識」と考えていると、子どもがすねたら、怒る。ふてくされたら、怒る。文句を言ったら、怒るばかりで、子どもが何もしなくなってしまいます。
 指導者が言うことしかやらないのでは、絶対に指導者の能力以上には伸びないということです。
 指導者がすべきことは、子どもの成長や変化を感じ取り、それを助けてあげることです。

 ゲームの中のいろいろな場面では、子どもたちは自分で判断し、決断しなければなりません。指導者の言うがままでは、問題を解決する能力が育ちません。
 ゲームの大事な場面や勝負どころで、選手が自分で判断、決断してプレーするということができるのは、ベンチの采配ではなく、選手の「判断力・決断力」です。ベンチは、その判断が正しかったか否かを判定し、アドバイスすべきでしょう。
 これは、日常の練習の中で「考え方」を教えていかなければ、簡単にはできません。しかし、それができた時にはすばらしいチームになっているはずです。

 子どもたちが生意気に感じたときは、短気を起こさず、「成長したな」と思い、より良い方向に育つよう手助けしましょう。

(ishii morio)
by kamonomiyamini | 2013-05-05 07:18 | 指導者関係

指導者がいろいろなコメントや聞いたことを書き込んでいるページです。
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