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達成可能な目標
「達成可能な目標」
これも同じく、日本体育協会が発行した『公認スポーツ指導者 養成テキスト』 から抜粋したものです。 『スポーツにおける動機づけでは、達成可能な目標を設定する。 “達成可能な目標”とは、誰が、どのように判断するのかという問題もある。例えば、エベレストの山頂に立つという目標は、白紙の状態では夢物語にすぎない。 しかし、それはまったく不可能ではないことも確かだ。夢物語だから、あきらめていては本当に儚い夢で終わる。 その夢が、遥か彼方に浮かんでいる雲のようなものであっても、その雲をつかむのは、儚いものではなく、実現する可能性はあるのだろう。 確かに、どこかで挫折することもあるだろう。あきらめなければならない時も来るかもしれない。 その“かもしれない”ということは、結果を恐れている言葉だ。そこに向かって歩んだ過程は、新たに歩んで行くために無駄にはならないと信じること。そう思っていくのは、自分自身だということを忘れてはならない。』 子どもたちには、夢を語り、それを目標にして、自分達で考え、夢に向かっていってほしいと思います。 毎年、子どもたちは悔しい思いを繰り返しながら、あきらめることなく、一歩づつ歩んで、素晴らしい感動を私達に体験させてくれます。 夢は夢ではなく、そこに向かって行く努力を、真摯にそしてひたむきに継続していけば、継続は力となること。真摯にそしてひたむきに続けることの大切さを、子供達は教えてくれます。 そのことを、今年、新たに歩む子供達に体験して欲しいと願い、しっかりと会話をし、子供達自らが求める目標に向かって行きたいと思います。 そのためには、保護者とコーチ陣がひとつになり、子供達とコーチがコミュニケーションをしっかりととり、信頼関係を築くことが第一です。 (ishii morio)
by kamonomiyamini
| 2013-03-03 22:47
| 指導者関係
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