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「プレスディフェンスを使う」

 プレスディフェンスは、オールコートまたはハーフコートで、ボールマンやレシーバーの相手に接近し、激しく守るディフェンスのことを言います。
 激しくディフェンスする目的は、ボールの奪取とともに、相手のオフェンスのリズムを崩す目的があるでしょう。

 プレスの型も色々あります。
●マンツーマンプレス
・オールコート
・ハーフコート

●ゾーンプレス
・オールコート
・ハーフコート

 ハーフコートプレスには、フロントコートで行う場合とバックコートで行う場合があります。傾向としては、ハーフコートとした場合は、フロントコートで行う場合が多いと考えます。
 これはマンツーマンプレスでも、ゾーンプレスでも同じです。
 どの型のプレスにするかは、メンバーの構成や相手の特徴などで変わってくるものです。これが戦略に反映されます。

 プレスディフェンスは、基礎体力や基礎技術の優劣の差をはっきりとすることで、相手より優位に立とうとするのが目的です。
 それによって、攻撃的になれるメリットもあります。オフェンスのいいリズムは、攻撃的なプレスというディフェンスから生まれてくる場合も多いものです。

 新チーム後の新人戦においては、プレスディフェンスは有効です。基礎体力、基礎技術が未完成な段階の相手に対してのプレスはミスを誘発させる確率を高くします。そして、消極的になりがちな自チームのプレーを積極的にできる効果もあります。
 しかしながら、プレスディフェンスは諸刃の剣です。本質的には弱いディフェンスであるということを認識しなければなりません。それは、守るべき範囲が広くなるからです。
 守る範囲が広くなるということは、ディフェンスにおける利を放棄してしまうことになるからです。

内側の利・・・ディフェンダーはオフェンスの内側に位置して、より小さな動きで対応できるのです。
結合の利・・・内側で守ることで味方と協力してディフェンスできる利点があります。

したがって、プレスディフェンスにおいては、個々のプレーヤーが、広い範囲を精力的に動き回る体力と脚力、ボールに対する執着心、そして常に気力が充実していることが必要になるのです。
 ディフェンスは、体力、脚力、技術、そして精神力の強化が必要不可欠になります。


「バスケットのちから~籠球論語~」より
(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2012-10-30 23:33 | 技術

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