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パス その7
「パスの効力」
バスケットボールの得点力を上げるためには、いかに早くボールを運ぶかにあります。それには、ドリブルよりもパスの方が速く攻めることにつながります。 パスには「パスする側」と「もらう側」がいて成立するので、パスの難しさはここにあります。 しかし、パスは「早く攻める」だけでなく、「相手を抜いたり」「相手の逆をついたり」「すぐにシュート」に結びついたりします。パスが難しいとともに、パスを連続して成功させることで、パスだけでシュートまでいけたら、相手にとって嫌な攻撃になります。 パスする時に、レシーバーだけを見ていては必ず失敗します。自分のディフェンスを見ること。そして、レシーバーはもちろん、レシーバーのディフェンスも見ること。それだけでは不十分です。 自分のマークマン以外の8人のプレーヤーが、コート上でどのような状況にあるかを見る必要があります。この状況を一瞬で見て、状況判断しなければならないのです。 パスには、「空間の感覚」と「時間の感覚」が必要になります。「空間の感覚」はスペースの感覚であり、「時間の感覚」はタイミングの感覚です。 「空間(スペース)」の感覚で大切なのは、それがいつできるのかということです。それはボールを持たない味方がディフェンスを振り切ったときや、オフェンスやディフェンスの誰かが動いたとき、パスが入ってディフェンスかオフェンスの位置がズレたときが考えられます。 「空間(スペース)」の感覚は一人では練習できません。パスする側とパスを受ける側のどちらも感覚を磨かなければならないでしょう。 「時間(タイミング)」の間を作るには、パスフェイクやパス以外のプレーをすると見せかけてからのパスが効果的です。シュートを狙ってのパス、ドリブルで抜きかけてのパスなどです。 パスは「早く」「強く」が基本です。しかし、受ける側がそれによって「キャッチ」できなければ、意味がありません。パスが通るのであれば、少し遅くても弱くてもいいと思います。つまり、パスを通すだけでなく、受けられなければならないからです。 味方が動く距離やスピードとパスのスピードと距離を考えて、よりいいパスを出すことをこころがけましょう。 パスは攻撃的でなければなりませんが、パスでは得点は入りません。パスがいいプレーの選択肢と過信すると、パスしか狙わなくなります。パスしか狙わないオフェンスは何も怖くありません。 自分が攻める。という姿勢がなければ、いいパスは成功しません。 「バスケットのちから~籠球論語~」より (ishii morio)
by kamonomiyamini
| 2012-10-18 21:25
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