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「チームの和と個の力」

 「チームの和」が同じ方向に向かったときに、「チーム力」はいかんなく発揮されると思います。ただし、「チームの和」にこだわりすぎても、チームの基本となっている「個」の力が発揮できないこともあります。
 チームも個人も人間ですから、日々成長し、体験することにより価値観も変化し、昨日、体験した「チームの和」が今日も同じように発揮できるとは限らないのです。「チームの和」を大切に考えすぎても、チーム力の基礎となる「個の力」が不完全燃焼するのです。
 個々のプレーヤーが、「チームの和」に気を遣い過ぎると、チームとして息苦しい時間がストレスとなり、個々が何をすべきか、わからなくなってしまいます。本当の個々がやりたいプレー、やるべきプレーとは違ったことをしてしまうのです。
 そこのバランスが「チームの和」としてのチーム力を作る上で難しいのでしょう。個々のプレーヤーが、まったく気を遣わないというのもおかしなことになるでしょう。そのためには、個々のプレーヤーが、個々を活かしつつ、チーム力を作り上げる意識を自分達で持つことです。
 コーチは、個々の能力を引き出しながら、「チームの和」というチーム力の発揮に知恵を出し、プレーヤー個々が本心で、チームを作り上げるということを真剣に考える必要があります。
 そうでなければ、見せかけの気持ちほど、愚かなものはありません。ですから、個々のプレーヤーは、気遣いし過ぎると疲れるばかりで、地に足をつけた本当の自分のプレーが出来ないのであれば、本当の自分の気持ちを仲間に伝えるべきだと思います。
 そこに、衝突が生じるのは明らかです。しかし、目的とするところを見失うことなく衝突すべきです。
 共有すべき目的は、「チームの和」とは何か?
 チームとして、何を目標にしているのか?
 それを成すために個々のプレーヤーは何を考え、何をするべきなのか?
 「以心伝心」という言葉があります。何も言わなくとも、お互いに理解し合える状態ですが、これは、最初からそのような状態になれるわけがないのです。お互いに衝突することで、お互いが激論し、反発し、そして目的を共有することに気付き、歩み寄り、ひとつになっていくのです。
 それでも、個々のプレーヤーは、自分の中で葛藤するでしょう。それこそが、「チームの和」を作り、それをチーム力にするために、欠かすことが出来ない、乗り越えるべき壁だと思います。
 すべてを個々のプレーヤーがさらけ出し、言葉で互いに伝えることで、コーチが見い出した方向にチームが向かっていくとき、「チームの和」は成長していくでしょう。
 形ばかりの「和」ではなく、「個」の力を基礎とした、チーム力が発揮される。その場で表現せずに、陰口をたたく者には、プレーヤーの資格はありません。わだかまりを残さず、すべての心のうちを話すことが、本当のチーム力を作るために必要なのです。
 それを、「虚心坦懐(きょしんたんかい)」のチームと言います。「心に何のわだかまりもなく、さっぱりしてすべてを受け入れることが出来る」という心の状態です。
 このような、チームを造ることを考えて、そのようなチームを造るのがコーチの責任だと思います。


やっぱりミニバスのブログより
(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2012-09-25 21:52 | 指導者関係

指導者がいろいろなコメントや聞いたことを書き込んでいるページです。
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