> ディフェンス その11
「ヘルプ・ディフェンス」

 ヘルプ・ディフェンスは、各チームによって色々なルールがあるものです。例えば、抜かせる側をウィークサイドに限定して、インサイドにヘルプに行かせてトラップ気味のディフェンスをするチームもあれば、一切ヘルプに行ってはいけないという決まりごとのチームもあります。
 それぞれに一長一短があり、どういうディフェンスをするかはチームによるので、一概にヘルプはこうしろとは言いづらいのですが、それでもある程度のアドバイスは出来ます。
 まず、ヘルプ・ディフェンスは出来ることならやらない方がいいということです。ヘルプにいかなければならない状態というのは、簡単に言えばボールマンへの第一線のディフェンスが失敗したか、もしくは失敗しそうな状態です。
 そこにもう一人ディフェンスをつぎ込まなければいけないというのは、好ましい状況ではありません。ヘルプに行ったディフェンスがついていた人間がフリーになりますし、もしローテーションでうまくカバーが出来たとしても、技術のあるチームならフリーの選手を見つけるでしょうし、ミスマッチも生まれてしまいます。
 ですので、ヘルプの練習も大事ですが、まずは一人ひとりがしっかり1対1で守るという意識を持つことが大切です。
 さらに、ヘルプに行くとしたら中途半端に行かずに思い切り行くことも大事なことです。中途半端なヘルプはボールマンにパスをさばかせる絶好のチャンスを与えてしまいます。行くのなら相手にぶつかりに行くくらいの気持ちで、手を上げてパスコースをふさぎながら思い切り前に出ましょう。
 個人的意見としては、ヘルプにいくよりも相手の進入コースに一瞬入って再び戻るショー・ディフェンスが有効な気がします。オフェンス側はその一瞬でヘルプの存在を意識しますし、そのまま行くかパスをさばくかの迷いが多少なりとも生まれます。判断ミスしてくれれば儲けもの、プレイが鈍くなれば抜かれたディフェンスが戻ってくる時間も稼げます。
 ヘルプについてはチームごとに原則があるでしょうが、うまく対応しましょう。でも何よりも味方の助けを借りなくてもいいように、抜かれないディフェンスを心がけましょう。

(ishii morio)
[PR]
by kamonomiyamini | 2012-08-01 21:54 | 技術

指導者がいろいろなコメントや聞いたことを書き込んでいるページです。
by kamonomiyamini
> 最新のトラックバック
> ライフログ
> 検索
> タグ
> ブログパーツ
> 最新の記事
選択肢を奪う指示
at 2016-11-14 22:06
「するな」と「しろ」
at 2016-11-02 21:40
子どものタイプ
at 2016-10-31 12:18
檄を飛ばす
at 2016-10-28 22:56
下手くそ
at 2016-10-28 17:50
> 外部リンク
> ファン
> ブログジャンル
> 画像一覧