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「シュート・セレクションについて考える」 vol.3

 リズムがいいかという条件は正しいでしょうか。まず、リズムがいいという言葉は非常に曖昧なものです。
 どのようなリズムがチームにとっていいかが全体で共有されていない、もしくははっきりと言葉で定義されていない状況では、リズム云々を言うことは出来ません。
 リズムがいいという状態をはっきりと示さない以上、リズムが悪いというのはなんとなくオフェンスがうまくいかなかったという意味でしかありません。
 さらにもう一つ問題があります。リズムがいい状態を言葉で定義したとしても、そういったベストの状態でシュートが打てるシチュエーションなど滅多にありません。
 未熟な相手ならともかく、同等もしくは強豪チーム相手では、理想どおりにリズムよく打てる状態になどなかなかなりません。よほどディフェンスが下手な対戦相手ならば話は別ですが。
 つまり、相手によってはこちらがいいリズムで打てないことなどざらにあることなのです。そういった状況が良くあることを見越すことなく、リズム、リズムと言い続けるのは、勝利への回り道をしていることになります。
 以上の理由で、シュート・セレクションのことはあまり気にしなくても構わないと思います。
 選手が意識するのはしっかりと自分が打てて、そのうち何本決めることが出来るかという部分です。しっかりとシュートを打とうとするチームが勝つのです。
 選手にシュート・セレクションを考えさせ、得意な場所での勝負しか認めず、時にはリバウンダーを待たせ、チームのリズムを考えさせるよりか、極端な話、流川や三井を出して好きなようにしっかり打たせ、桜木に全てのシュートにリバウンドで飛びこませたほうが勝率は高いです。
 シュートはしっかりと好きなタイミングで打つのが一番入ります。ですのでシュート・セレクションを考えるより、自分のタイミングで打てるチャンスを増やして、しっかりと打つ機会を逃さないように心がけることが必要です。
 ただし、シュートをしようとして、一瞬躊躇してから打つ選手がいますが、迷ったり、タイミングを外している時は、シュートは我慢すべきだと思います。

(ishii morio)
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by kamonomiyamini | 2012-07-20 05:49 | 指導者関係

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