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> ドリブル その2
「足腰と体幹」

 全てのバスケットボール技術に言えることですが、技術を高めようと思うのなら身体能力を鍛えなければなりません。
 こと速攻に対しては走りこみが大切だとわかっていても、ボールを使った技術になると多くの人がボールを使った練習ばかりしてしまうのは問題です。
 シュートやパスでも同じですが、ボールを扱うのが人間の体である以上、身体能力の向上は不可欠です。特にドリブルは、激しく動く中で急なコースチェンジやストップをし、ディフェンスとの体の接触もあるのですから、全体的な筋力がなければ充分なパフォーマンスが出来ない技術です。
 ですので、ドリブルがうまくならないと嘆いている人はボールをやみくもにつきまくるのではなく、普段のスリーメンやフットワークなどの基礎的な練習を大事にするところから始めましょう。もちろん、上半身の腕や肩を強化するのも大切な事です。
 体を鍛えろというのにはもう一つ理由があって、ドリブルがうまい人というのは体の使い方が上手いのです。
 よいガードはディフェンスのチェックに対してのボールの守り方や、体の入れ方を熟知し、適切なコースに正確にドリブルをついていくことが出来ます。
 ボールをリスクのある状態でキープしながら、次のプレイにつなげていくのは生半可なことではありません。特にドリブルは移動しながら行う技術ですし、めまぐるしく動くコート内の状況を見極めながらしなければなりません。
 これらは腰高なドリブルをするクセがあったり、バランス感覚が悪かったり、足腰の粘りがない選手には出来ない芸当です。まずは地道に身体能力を鍛える鍛錬をすること。
 それが全てのスタートです。

(ishii morio)
by kamonomiyamini | 2012-07-17 20:36 | 技術

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