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「ベンチワーク」


 オン・ザ・コートでプレーしている子供達に、ひとつのプレーの結果について、事細かに大声で檄を飛ばすように怒鳴っても、子供達には、聞こえていなくて、ただコーチがまた怒っていると思い、萎縮するだけだということです。
 以前の私は、「何だ!そのパスは!そこじゃないだろう!」「今のはシュートだろう! なぜ、シュートに行かない!」これらの言葉は全て過去形です。やってしまったプレーに対して、その場で怒鳴っても仕方がないのです。
 それと子供達も、自分なりに、なんらかの判断をしてプレーしている場合もあるのです。子供達なりに考えて、プレーしているのです。その結果がよければ、誉めて、悪ければ怒鳴る、結果に対して指弾するように怒鳴ることは、試合におけるコーチィングではないでしょう。
 なぜその結果のプレーになったのか、その過程のプレーにおける判断の仕方、考え方を見極めて、「Thinking before」で指示を出すことに努めることが…試合におけるコーチィングだと思います。
 「次に何をするべきか」「何に注意するべきか」を選手達に気付かせることでしょう。
 基本的には、それらのことは練習で積み上げてきたことですから、あとは練習でやってきたことを試合で出し切るために、集中して、子供達自身が考えて、ノーミスでプレーしていくことでしょう。
 子供達が、そこに気付かないでプレーしているな、と感じたときに、ベンチから、
「次に何をするの!?」
「ディフェンス! ボールライン!」 
「ボールとカバー!」
「フラッシュ、チェックして!」
「1線! 間合い! コンタクトする!」
「ミドルシュート打たすな! チェック!」「走れ! シュートカバー!」

「OK! ナイスディフェンス! ナイスプレー!」
「はい! ボックスアウト! ポジション取れよ!」
「ルーズ! 見るな! 取りに行く!」
「トロトロしない! 展開を速く! パッシングから!」
「ゴールをねらえ!」
「フェイク!」
「シュートセレクション!」
「リバウンドに入る!」…でしょうか。

 子供達が、自分達で考えて練習どおりに、やり切れているときは、今の私は、ベンチから、子供達のプレーを見させてもらい、ナイスプレーは、大声で誉めています。
 しかし、気持ちがボールにいっていない、またゴールに向かっていない、そして集中していない、次を焦ったプレーでのミス、仲間のためになっていない、暴走したプレーに対して、また、足が止まってあきらめたように手を出すディフェンスなどには、今でも、ベンチから、もしくはベンチで子供達に一喝するように檄をとばしています。以前の私は、どんな場合でも怒鳴り続けていましたが…
 しかし、結果に対して、「バカヤロー!」という罵詈雑言のような言葉を口にしてはならないと意識しながらコーチィングしています。…が、ときどき我を忘れて出しているかもしれません。
m(_ _)m

(やっぱりミニバスのブログより)
(ishii morio)
by kamonomiyamini | 2012-06-09 07:46 | 指導者関係

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