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「するな」と「しろ」

 日本は「なぜ、ミスするんだ」とか「ミスするな」という、ミスを許さない指導者が多いそうです。かく言う自分も、いけないとは思いつつも、その顔を見せてしまうことがあります。

 バスケットボールは、ミスが起こるスポーツです。シュートが外れるのもミスのひとつです。
 子どもたちはミスすることで、いろいろなことを学び、ミスしながら対応策などを身につけていくのに、それをさせないんです。

 「余計なことをするな」「俺の言ったとおりにしろ」など、指導者の言いなりになる選手がいい選手として扱われている傾向があります。

 子どもたちは失敗をするものです。我々指導者も少年時代に数多くの失敗を繰り返して大人になったと思います。
 試合中、ミスを許さない指導で感情が高ぶると、子どもたちを罵倒して、人間性や人格、存在までをも否定するような言動になってしまう方を見受けられます。それでは、本来楽しいはずのバスケットが苦しく、いやなスポーツになってしまいます。

 子どもたちが何回も失敗することを許し、自分で考え、工夫して、身につけることで、才能あふれる優秀な選手が育つと思います。

 選手は、指導者のロボットではありません。ましてや、子どもは思いどおりにいかないものです。
 自分への戒めも含めたメッセージです。


(ishii morio)

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by kamonomiyamini | 2016-11-02 21:40 | 指導者関係