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緊張感
「緊張感」
緊張とは、ひきしまること。張り詰めてゆるみのないこと。何かを行う前に、それに対処する意識としての心の状態を言うのでしょう。 緊張が過ぎると、「あがる」、血が頭にのぼり、気持ちが昂ぶり、のぼせて落ち着きを失うことになるのでしょう。いわゆる頭が真っ白状態です。 何かの事に臨むときは、緊張感という心の状態は必ず生まれます。それが、生まれないのは、その事に馴れてしまったときでしょう。これは逆に、その事を為す上ではまずいことです。何故なら、その事に関して、何もイメージしないでスーッと言う感じで事に臨むことは、意識していない心の状態ですから、集中力に欠けているといってよいと思います。 集中力を欠いた状態では、余計な雑念が入り、他の事を考えたりする変な余裕が出てしまい、その結果、ミスを犯すのでしょう。 ですから、事に臨むにあたっては、常に“緊張感”は、集中して行うために必要な心の状態だと思います。問題は、緊張感の持ちようです。 「緊張することに緊張する」という心の状態は、「あがる」状態になるでしょう。「あぁ緊張する。あぁ緊張する。オシッコ漏れそうだぁ!」というやつです。こうなると、「頭真っ白」状態、「目が点」状態で、外部の情報や、刺激が何も受け入れられなくて、コーチや仲間が自分に何を言っているのかわからない。挙げ句に、自分が何をしているのか、自分が何をするべきなのか、完全に頭から吹っ飛んだ状態です。 これを引き戻すのは、「頭」ではなく「心」です。緊張することに緊張している「頭」を、「心」が落ち着かせることです。心が、震えるほどに緊張している自分を受け入れること。 そしてその震えをおさめるためには、プラスの緊張感を持つようにイメージすること。プラスの緊張感を頭の中で念じること。 頭の中で念じるプラスの緊張感というのは、 「まず集中しよう。練習でやったことを思いだそう。この大勢の観客に、自分の全力プレーを見てもらおう。 そのために練習でやったことをやる! とにかく、練習どおりにやることを意識しよう!」 逆に、マイナスの緊張感のイメージとは、 「うわぁー、観客がいっぱいだぁ~、失敗したらまずいよな、失敗したらどうしよう…」 「やばいなあ、練習どおりできるかなぁ?大丈夫かなぁ…」という臆する心の状態です。 プラスの緊張感のイメージを選手達に持たせるのは、指導者たるコーチの責任です。 まず、コーチ自身が緊張感を受け入れて、泰然自若の緊張感の中に自分を置くことです。そして、目を血走らせることなく、選手達にゆっくりと語りかけること。 「さて、観客もいっぱいだな。見てもらおうじゃないか、君達の全力プレーを、練習でやったことを出し切ればいいんだよ。 さぁ、練習で何をやったか思い出してみようか。何をやったかな?そうそう…それをやっていこうか!全力で、集中して、仲間のために、そしてバスケを楽しもうか」 プラスの緊張感で、魔法の言葉を選手にかけてあげること。まず、それがコーチの一番の仕事だと思います。 私がミニバスのコーチとして、子供達にこの魔法の言葉をかけるときは、試合会場に行く前から、「勝つことをねらわない、負けることを怖れない、ただ最後まであきらめない!練習どおりにやればいいんだよ。特に、ディフェンスを頑張ろうか」と語り、試合前には、普通は子供達がベンチに座り、コーチがその前にかがんで、子供達に語りかけますよね。 私の場合は逆です。私がベンチの椅子に座ります。それもTOから一番遠い位置にある端っこです。 そして、私の前に子供達を、 私を取り囲むように、私の方に目も耳も身体も心も向かせるように、体育座りさせます。こうすることで、子供達の視界にはコーチの私しか見えません。 試合をするコートも、ベンチの前の応援席に陣取っている保護者も、隣のベンチの相手選手も子供達から見えません。 まず、コーチに集中させます。そして、子供達のひとりひとりの眼を確認していきます。それから、例の魔法の言葉をゆっくりと語ります。子供達の緊張感を、プラスの緊張感に変えるように… 語り終えたら、そこで全員が立って円陣を組み、仲間の一体感を得るために、仲間の全員の手を重ねて、「ファイト! オー!」で天高く、人差し指を天に向けて掲げます。 ここから、スタート! です。 やっぱりミニバスのブログより (ishii morio)
by kamonomiyamini
| 2013-02-15 04:48
| 指導者関係
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