> カテゴリ
全体
選手、気持ち
保護者の皆様へ
指導者関係
技術
からだのメンテナンス
名言、格言
他チーム指導者の言葉
ちょっと笑える話
ishii morioの独り言
> フォロー中のブログ
> メモ帳
> ライバルに勝てないときのメンタル
「ライバルに勝てないときのメンタル」


 あなたにはライバルがいますか?バスケットをしていて特定の誰かを意識するのは、珍しいことではありません。
 桜木と流川のように同期の違うポジションの選手だったり、同じポジションの先輩だったり、違うチームのマッチアップ相手だったり、そういったライバルとも呼べる相手は、自分のやる気や負けん気を引き出してくれる貴重な相手だといえます。
 しかしながら、彼らを意識するあまり自分のプレイを見失ったり、バスケットが楽しくなくなってしまうケースがあるのも事実です。
 特に、ライバルになかなか追いつけない、または打ちのめされてしまったときのダメージはかなり大きなものがあります。
 そこで、ライバルに勝てないときにどう考えればいのかについてまとめてみました。

①勝ち負けという基準を見直す

 自分とマッチアップ相手の得点を比べて一喜一憂することはよくあることです。しかし、そもそもバスケットボールという競技で、個人同士の勝ち負けはありません。
 誰が何点取ったから誰の勝ちということはなく、チームとチームの勝負で判断されるものなのです。ですので、あなたが何点とってライバルが何点とったというような判断基準では、バスケ選手としての実力が測れたことにはなりません。
 20点とった選手と15リバウンドとった選手のどっちが優れているかを論じることが出来ないようにです。ですので、自分とライバルはどっちが勝っているかという判断をすることをやめてみましょう。

②チームというものを考える

 同じチームのライバルに負けていると感じることも当然あるでしょうが、ここは一つ発想を変えてみましょう。
 例えば試合に出てコンスタントに5点入れる選手と、チームを盛り上げて的確にアドバイスをする選手ではちらが優れているでしょうか。当然、前者だという人もいるでしょうが、後者がいないことでそのチームが試合を落とすこともありえます。
 バスケットはメンタルなスポーツだからです。
 このように、選手がどの程度チームの勝利に貢献しているかを正しく評価するのはかなり難しいことです。ですので、どちらがチームに貢献してるかを自分で勝手に決めてはいけません。
 くり返しますが、選手ごとに役割があり、バスケットの勝敗はチームの勝ち負けだけで語られるものなのです。

③評判をもとに勝ち負けを決めない

 ①と②で述べたようなことは、多くのバスケ選手が共有している考え方とはいえません。
 ほとんどの人は無意識に、選手の格付けや比較をしてしまっているものなのです。ですので、バスケットをしている限り、こういった他人の評価にさらされることは仕方ありません。
 肝心なのは周りの評価に惑わされて、自分と他人の比較の中で、気持ちを落ち込ませたりイライラしたりしないことです。
 「あいつの方が周りから評価されている」という気持ちで自分を嫌な気持ちにしないことです。
 もし、自分がめげそうになったときは、①と②のことをもう一度自分にしっかりと言い聞かせてください。他人に何を言われようと、自分のプレイを貫く決意を持つべきです。

④特定の分野ならば努力次第で勝つことが出来ると知る

 バスケットは個人の優劣を競うものではなく、また、総合的なバスケ能力は競えるものではありません。
 しかし、得点やリバウンドなど、ごく限られた数字の残る特定の分野であれば、ライバルと競うことは可能です。
 曖昧な総合的な能力でなく、こういった数字の部分でライバルに勝ちたいのであれば、方法はあります。
 こういったプレイそのものが成功するには理由があり、その理由を突き詰めていけば努力する方向は見えるものだからです。
 そして、その方向への努力を必死になって行えば、相手よりリバウンドをとったり、シュートを決めることは不可能ではありません。
 大切なのは、ライバルをリスペクトしすぎて、あいつには勝てないと無力感に苛まれたり、やる気を失くしたりしないことです。
 特定の分野でライバルに勝てずに落ち込んだときは、必死になって知恵を働かせて、勝つ方法を探しましょう。

⑤希望を持ち続けて自分を信じる

 今まで言ってきたことは全てあなたのやる気を守るためにあります。ライバルに負けたり、うまくいかないときは誰にだってあるものです。
 そこで腐ってしまっては、バスケットの魅力を存分に味わうことなど出来ません。惰性と苦しさの中で練習することになってしまうからです。ですので、いつかは自分の思い通りの結果が残せるというポジティブな未来を思い描きましょう。
 そうすることで、毎日充実した気持ちで、かつ一生懸命に練習でき、結果的に実力は伸びて、その日もそれ以降もバスケットが楽しくなるはずです。
 人生と同じで、バスケットで打ちのめされることは誰にでもあるものです。そこでうまく自分の気持ちをコントロールして楽しい気持ちになれたほうがいいですし、こういったコントロールもバスケ選手としての能力の一つでしょう。
 打ちのめされたときに大切なのは、ライバルを意識しすぎることではなく、自分がどうすればバスケットに気持ちよく打ち込めるかを知ることなのです。


「あなたがバスケットボールで全国大会に出られない理由」より
(ishii morio)
[PR]
by kamonomiyamini | 2013-01-30 23:46 | 選手、気持ち