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シュートは水物
「シュートは水物」
シュートは水物という言葉を知っているでしょうか?シュートはその日の調子で大きく左右されてしまうような、繊細で難しいプレイなのだという意味です。 この言葉を良く使う人は多くて、例えば自チームのシューターの調子が良くないときにコーチが励ましの意味で使ったりもします。 しかし、この言葉は自分のために使ってはいけません。この言葉は自分に楽をさせ、言い訳をさせ、慰めるための言葉になってしまいます。こんな言葉を自分に言い聞かせるようなら、シュート力など上がりません。理由は単純で、シュートがうまい人はシュートが入るからです。 事実として、得点ランキング上位にいける選手たちは、試合ごとにたくさんシュートを決めています。シュートは水物だから今日は入らないなんて言いません。 シュートは身体能力と集中力と精神力があれば、一定確率で入ってくれるものだからです。そうでなくてはシュートを練習する意味がありません。 バスケットは練習どおり、実力どおりのことがコート上で起こるスポーツです。たとえ神様でも、よく鍛えられた精神的に成熟している選手のシュートを全て外させることなど出来ません。もちろん、試合展開によるスタミナの消耗、相手チームの徹底的なマークなどで、実際の成功確率は試合ごとに上下するでしょう。 しかしながら、シュートは完全に運任せのプレイではなく、実力次第のプレイです。自分に「シュートは水物」と言い聞かせないでください。試合ごとに大きく確率が変わるようなら、確率がいい日はたまたま調子が良かっただけです。 君の実力がまだ足りないというだけのことなのです。 だから常に試合と同じ気持ちとスピードで練習あるのみです。 (ishii morio)
by kamonomiyamini
| 2012-07-16 04:28
| 選手、気持ち
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